株式会社日立製作所(以下、日立)は、2000年のThe Linux Foundation創立当初からLinuxカーネルの信頼性向上や社会インフラ向けの機能開発に取り組むことで、OSS(Open Source Software)の普及・拡大に貢献してきたが、この動きをさらに加速すべく、2024年11月に、今までの豊富なOSS適用実績やコミュニティをけん引してきた技術力と経験を活かし、日立グループでの戦略的なOSS活用を推進するOpen Source Program Office(日立OSPO)を設立した。この取り組みの現場について、研究開発グループの西島主任研究員と佐藤主任研究員にきいた。