2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、産業界ではエネルギー利用効率の向上をめざした高効率設備やエネルギーマネジメントシステムの導入が進みつつありますが、コストや人財面での負担が新たな課題となっています。そうしたなか、株式会社日立パワーソリューションズは2022年10月に、お客さまの負担を軽減しながら高効率なエネルギー供給設備の利用とデジタルトランスフォーメーション(DX)によってエネルギー運用の最適化を可能にする「マイクログリッド型エネルギー供給サービス」をビジネス化しました。このサービスをビジネス化した背景、モデルケースの概要や今後の展望について、本サービス全体のコンセプト策定とプロジェクト推進に携わる同社のソリューション事業推進本部 フロントエンジニアリング部 佐野賢治担当部長に伺います。