記録的な猛暑や豪雨災害など、世界各地で気候変動の影響が顕在化するなか、急がれる脱炭素社会の実現。主要な温室効果ガスである二酸化炭素の排出削減に向け、再生可能エネルギーとともに原子力発電への関心が世界的に高まっています。日立グループは長年にわたって蓄積してきたBWR(Boiling Water Reactor:沸騰水型軽水炉)に関する技術と経験を生かし、「安全性」と「経済性」を追求してお客さまのニーズに応える新型炉を開発しています。その技術のポイントと社会的な意義について、日立GEニュークリア・エナジー株式会社で新型炉の技術開発を統括する松浦正義主管技師長に伺います。