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「臨床現場では抗菌薬の処方が重要で、しかも時間単位で致死率が上がるわけですから、細菌がいるのに検出されない、検出された細菌が実際にはいない、といったことはできる限り避けなければなりません。検査装置が臨床検査室に設置できる大きさに収まるようにすることも重要です。」(柳川)

「DNAの扱いには慣れているのですが、流路を設計する経験はそれまでありませんでした。でも今ではコンピュータ支援設計(CAD)を使っておおまかにデザインできるようになりましたし、電気を使うところは柳川さんに見ていただけます。大学の研究室では同じ分野のエキスパートしかいないので、こういう新しいデバイスの設計は日立の研究所ならでは、ですね。」(清水)

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