世界中で脱炭素化の実現が喫緊の課題となる中、各国はその解決策の一つとして「自動車の電動化」に注目し、ガソリン車やディーゼル車の代わりにEV(電気自動車)を普及させる取り組みに乗り出しています。
しかし、社会全体で脱炭素化を実現するためには、個人が所有する乗用車を電動化するだけでは十分ではありません。バスやタクシー、運送用のトラックといった、事業者が運用する商用車の電動化を進めることが不可欠なのです。
こうした中、日立は商用車を電動化し、デジタル技術を用いて、それらの車両を統合的に管理する「EVフリート」を提供。欧州での導入が進んでいます。その仕組みや最新の事例について、日立ヨーロッパのジェームズ・コーマーさんに話を聞きました。