日本ではまだあまり知られていませんが、「プラネタリーバウンダリー」という概念が世界で注目されるようになっています。グローバル企業の多くがこの概念を取り入れ、企業活動の参考にし始めています。
2009年に提唱され、SDGs(持続可能な開発目標)の内容にも影響を与えたというプラネタリーバウンダリーとは、いったいどのようなものなのか。また、企業はこの概念とどう向き合い、どうビジネスとつなげていくべきなのか。
サステイナビリティ学を立ち上げ、持続可能な地球環境のあり方について長く研究してきた環境学者、武内和彦さん(地球環境戦略研究機関理事長)に聞きました。