性別や年齢、障がいの有無や国籍などの属性にかかわらず、それぞれの個性を尊重して良いところを生かしていこう――。そんなダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包括、D&I)の考え方が日本社会に広がるなか、日立製作所は、2030年度までに「役員層に占める女性および外国人の割合」をそれぞれ30%に引き上げることを目標としています。
日立でダイバーシティ推進の旗振り役を務めるのは、イタリア出身のロレーナ・デッラジョヴァンナ氏。2021年4月に執行役常務に就任し、目標達成のための戦略を発表しました。D&I戦略を進めるデッラジョヴァンナ氏はこれまで、どのようにキャリアを積み重ね、多様性とどう向き合ってきたのか、話を聞きました。