世界的に環境問題への関心が高まる中、持続可能な移動手段として、鉄道が再び注目を集めています。国土交通省によると、1人を1キロメートル運ぶためには、自家用乗用車で130グラムのCO2が排出されるのに対して、鉄道では17グラムと輸送量あたりの排出量が少なくなっています。
こうした中、日立は鉄道事業を世界各地で展開しており、鉄道車両、信号システム、デジタル技術、ターンキー、運用・保守サービスなどを提供しています。近年では北米を重要な市場と位置づけており、2021年3月には、ワシントンDCで地下鉄車両を供給する契約を締結しました。