経営戦略の一環として、どの企業でもDEI推進が求められるようになってきました。多様性を尊重しましょう。公平な扱いをしましょう。それぞれの意見を尊重し、誰もが貢献できる環境をつくりましょう。しかし、どうやって浸透させていけばよいのか、頭を悩ませる担当者も少なくはありません。そんな悩みを解決する、DEIを楽しく学べるカードゲームが登場しました。
ゲームで着目したのは「アンコンシャス・バイアス」。無意識の思い込みや偏見を意味し、多かれ少なかれ誰もが持っているものです。無自覚なままでいると「良かれと思って配慮したのに、嫌がられてしまった」といったトラブルの原因にもなり得ます。思い込みなので、どうしてトラブルが起きたのか、本人はなかなか気付くことができません。
そこで生まれたのが、自分ではない誰かになりきるカードゲーム「かりものめがね」です。どのようなゲームでしょうか?ゲームが開催された現場へと足を運び、開発者に話を聞きました。