送電網の安定性・信頼性・電力品質の向上により、クリーンエネルギーへの転換を支援
日立エナジーは、ドイツの国営送電事業者TransnetBW(トランスネットBW)から、STATCOM(静止型無効電力補償装置)*1とスーパーキャパシタの技術を組み合わせた系統安定化装置「SVC Light Enhanced」2基を受注しました。SVC Light Enhancedは、無効電力を供給するSTATCOM「SVC Light」と、有効電力を貯蔵・瞬時放出するスーパーキャパシタを一つのコンパクトなデバイスに統合したもので、送電網における電圧と周波数を安定的に維持する役割を担います。また、グリッドフォーミング制御*2をはじめとする高度な制御機能が適用されているため、系統におけるさまざまな変動からの影響を低減します。